ポジフィルムのデータ化は
どう行えばベスト?

デジタル化

ポジフィルムの保存は、まずデータ化

写真フィルムにはネガとポジがありますが、色にこだわる場合や、企業様の保管資料にはポジフィルム(リバーサルフィルムとも呼びます)が多く使用されてきました。

現在ではほとんどデジタルカメラで撮影されるためポジフィルムを利用する機会は減ってきましたが、今までに撮り貯めたフィルムが大量に倉庫に眠っていて保管や整理に困っている方も多いようです。

長期間保管されている場合はフィルムの劣化も心配です。ポジフィルムは劣化すると退色し、ポジフィルムが本来持っていた美しい色彩が失われてしまいます。劣化の度合いは保存環境によって異なりますが、ひどい場合はフィルムにカビが発生してしまったりすることもあるのでご注意ください。

貴重なフィルムや撮影した画像を状態よく長期保存するためには、フィルムそのものの適正保存はもとより、現在の状態を「まずデジタルデータ化」することが重要となります。退色前であればそのままの状態でデータ化を、もし退色してしまっていたらデータに退色補正を施すことで撮影当時の色を再現して保存しますが、退色補正はあくまで補正です。退色が進む前のなるべく早い段階でデータ化を行う事が重要となるわけです。

本記事ではこのポジフィルムのデータ化についてまとめています。

自分でスキャンするか、業者に任せるか

ポジフィルムのデータ化を行う手段は、機材を購入し自分でスキャンを行うか、業者に依頼するかですが、この選択においては「手間」「費用」「今後の利用について」の3つをポイントに検討されることをおすすめします。

<手間>

フィルムのスキャニングには思いのほか手間と時間がかかります。特にポジフィルムの場合はマウントされて保管されている事が多く、データ化する際は1枚ずつスキャンを行う必要があります。また、フィルムの状態によってはホコリ取りや退色補正といった手間が1枚ずつにかかってくることになります。

もしお持ちのポジフィルムが少量であれば、ご自身でのスキャンもそれほどの手間がかからず行えますが、例えば1,000枚あれば1枚3分としても50時間もかかってしまいます。

またそもそもご自身でスキャンを行う場合、市販のスキャナーを購入しなければなりません。ポジフィルムをデータ化する場合、昔のポジフィルムをまとめてデータ化したいという方がほとんどで、継続してデータ化し続けるという方は極めて稀なケースと言えるでしょう。1回だけの、しかも少量のスキャンのためにスキャナーを購入するのはコストパフォーマンスがよいとは言えません。

大量のスキャンであれば1回とはいえスキャナーを購入するという選択もありますが、この場合膨大な手間と時間がかかることになります。

特に資料として残しておきたいのであれば、ホコリとり、カビの除去、鮮明さや色の保持など一枚一枚のスキャンに神経を使うことにもなります。

<費用>

この手間を省くため業者に依頼しようとした場合、費用の問題が発生します。たとえば堀内カラーでは、1枚あたりの費用はデータ容量によって変動します。
なるべく安くしたい場合はスキャン解像度を低く、データ容量を小さくして費用をおさえることもできますが、せっかくポジフィルムで撮っていたのに、デジタルデータにしたらプリントがぼやけてしまうという悲しい結果になってしまいます。
そこで、高解像度でスキャンしたいところですが、必要以上に高解像度にしても費用がかさむばかりです。
スキャンする際は、まず「スキャンしたポジフィルムのデータを今後何に使用するか」をはっきりさせることが大切で、その用途に応じてどの程度の解像度が適正なのか考える必要があります。

<今後の利用について>

例えば、スマートフォンやタブレット、PCモニターでだけ見られればよい、ということであれば低解像度でも問題ありませんし、プリントする可能性があるのであれば高解像度で、ポスターやディスプレイにしたいのであればそれ相当の高解像度でデータ化する必要があります。
ただしその際、何dpiとすべきがが難しいところです。業者によって扱える解像度の幅に制限があったり、スキャンされたデータを確認したら思っていたのと違ったりという声も多く聞かれます。
大切なフィルムをデジタルデータ化する際は、スキャニングの知識や技術、そして設備の整った当社にご相談ください。

ぜひ堀内カラーで!

業者によってはポジフィルムのデータ化を扱っていても、具体的な相談ができなかったり、スキャン解像度の幅が狭かったり、退色補正が思った色になっていなかったりということがあります。

堀内カラーではお客様の要望と、今後の利用方法をしっかりとヒアリングさせていただき、適正なスキャン解像度と今後の利用プラン、保存方法までご提案いたします。

大量であっても、退色している程度の劣化であればどんなポジフィルムにも対応。お客様のご要望に合った退色補正から、カビやキズの補正もプロ品質でご提供いたします。

さらに、データ化だけでなくその後のプリントやフォトブック作成、データベース化、フィルム自体の適正な保管まで一括で承ることも可能です。

堀内カラーは、複数の企業から毎年数多くのスキャニングをご依頼いただくなど、豊富な実績を年々さらに積み重ねています。

また、全ての作業を国内で熟練の技術者がプロ用の専用器材で行うことで、「ポジフィルム自体の扱いについても安心してお任せできた」「ベストな状態でデータ化できたと」高評価をいただいております。

まずは無料相談!

ポジフィルムのデータ化で失敗しないためには、さまざまな注意すべき点があり、専門知識を持ち合わせていないと、お客様のニーズにベストマッチする回答を導くのは難しいものです。堀内カラーでは相談・お問い合わせを無料で行っています。お客様のお悩みに対してベストの提案、また予算に合わせたご提案を行います。

ポジフィルムの現像を長年行い、豊富なノウハウをもった堀内カラーは、ポジフィルムのデータ化に関するあらゆるお困りごとに最適なプランをご提案いたします。

倉庫などに保存してあるだけで活用されない写真やフィルムは死んでいるのも同然です。データ化し、改めて見直すことで、「こんな写真もあった」「この写真は何かに使えそう」など、何かのキッカケにもなるものです。

サービスの
流れ
スキャニング
料金一覧
お見積もり
相談
このページの先頭へ