ビジュアルに価値ある提案を

京都の街を舞台に
新しい写真の見せ方を提案する
国際的な写真祭【KYOTOGRAPHIE 2019】

京都国際写真祭

歴史的建造物やギャラリーなど京都の街を舞台にした国際的なフォトアートの祭典【KYOTOGRAPHIE】。
その創設者および主催者である仲西祐介・ルシールご夫妻に、今回のテーマや今後の展望などについてお話を伺いました。

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭

共同創設者&共同ディレクター 仲西祐介(照明家)
共同創設者&共同ディレクター ルシール・レイボーズ(写真家)

KYOTOGRAPHIE×HORIUCHICOLOR

日本の古都京都の寺社や歴史的建造物などを会場に、世界各国の写真作品が楽しめるKYOTOGRAPHIE。堀内カラーは、この国際的なフォトアートの祭典に2013年の第1回開催時から携わり、プリント制作およびエキシビジョンのお手伝いをしています。第7回目となる今回、堀内カラーはフランス人作家とキューバ人作家のプリントを担当。“ビジュアルコミュニケーションパートナー”としてその仕上がりは作家の満足を得られたのか?その真相を探るとともに、世界のアートカルチャーに触れビジュアル感度を養うため現地を訪れました。

堀内カラーが担当させていただいた、キューバ作家作品はこちら

PROGRAMS

  • イズマイル・バリー
  • アルフレート・エールハルト
  • ヴェロニカ・ゲンシツカ
  • 金氏徹平
  • 顧剣亨
  • ベンジャミン・ミルピエ
  • ピエール・セルネ
  • アルバート・ワトソン
  • パオロ・ペレグリン
  • 岡原功祐
  • アルベルト・コルダ
  • ルネ・ペーニャ
  • アレハンドロ・ゴンサレス
  • ヴィック・ムニーズ
  • 京都国際写真祭KG+2019

『日本から情報を発信する
プラットフォームの必要性を感じて』

仲西祐介

KYOTOGRAPHIEを立ち上げるきっかけとなったのは、2011年に起こった東日本大震災です。あの時、メディアがコントロールされ正しい情報が伝わらない状況に危機感を覚えました。同時に「自然の畏怖」を感じ、写真家のルシールと照明家の私が組んで、震災からインスピレーションを受けた作品を共同制作し、パリで展示を行いました。その際、南フランスのアルルで開催されていた国際写真フェスティバルに立ち寄ったのですが、アルルという小さな街に世界中の写真関係者が集まっていることに驚きました。

仲西祐介

ところが日本人はというとほとんどいない。日本はカメラ技術や印刷技術は優秀なのに、作品や写真家といったコンテンツの部分が世界に伝わっていない。日本から情報を発信するプラットフォームの必要性を感じるとともに、こうしたアルルのような国際写真祭がなければいけないと思いました。

『VIBE_感覚を研ぎ澄まし、
自身の中に眠る何かを覚醒させるもの』

仲西祐介

世界中にたくさん作家がいるので、テーマがないと作品を絞り込めないこともあって、第2回からテーマを設けています。KYOTO GRAPHIEはもともと日本人の僕とフランス人のルシールというヨーロッパとアジアの2人がつくることで違う感覚が交わるという面白さがあって、作品の選び方も日本や世界で起きていることを見ながら発信すべきテーマを考えています。今回、世界中でいろんな問題があるなかで一番感じたのは、日本人の「同調圧力」とか「自己規制」といったものが社会を変な方向に向かわせているんじゃないかということ。日本には「空気を読む」という言葉があるけれど、逆に深読みすぎて何も自己表現しなくなってしまっている。「空気」は読むものではなく感じるもの。今回の「VIBE」というテーマは、みんな空気のようなもので繋がっていて、そこにいい意味でも悪い意味でも振動が伝わって波紋が広がる、その感覚を大切にしてほしいという思いから決定しました。

京都国際写真祭レセプションパーティー

プレス&VIP向けにプレオープンした4月12日(金)の夜には、市内のホテルでレセプションパーティーが開催されました。

『もっともっと日本に
アートカルチャーを根付かせていきたい』

日本でアートと言うと美術館で鑑賞することだったり、美術の教科書で習うことだったり、アートというものの捉え方がまだまだ遅れています。でも実はアートは社会の中にとても必要なものなんです。アートに関心を向けることで心が豊かになったり、社会が危機に面したとき、アーティストが作品を通じて自分たちの未来のためのメッセージを発信したり、アートにできることって本当にいっぱいあると思うんです。だからといって、アートで経済を盛り上げようと町おこしのネタにしてしまっては本末転倒。そうではなく、アーティストが作品で食べていけるように経済でアートをサポートする。そうすれば、世の中にもっとアートが増え、それが海外に出て行くことで日本の文化やビジョンを世界に伝えていくことができます。KYOTOGRAPHIEを通じて、写真の専門家だけでなく一般の人たちが気軽にアートと触れ合えるよう、もっともっと日本にアートカルチャーを根付かせていきたいですね。

京都国際写真祭の展示会場

堀内カラーは
プリンティングに関する技術と経験をもとに、
作品制作のお手伝いをいたします

何でもお気軽にご相談ください

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