2011年開催
堀内カラーフォトコンテスト

ご挨拶

この度は、弊社主催のフォトコンテストに多数のご応募をいただき、誠にありがとうございました。
9月1日から2ヶ月の応募期間に、全国のアマチュア写真愛好家の皆様484名から1,863点にもおよぶ力作を出品いただきました。応募者全体の約7割が50歳以上のハイアマチュアの方々でしたが、若年層や女性の皆様からの応募数が急増しデジタル撮影も4割強と浸透、バラエティーに富んだコンテストになりました。
審査委員を務めていただきました榎並悦子先生による厳正なる審査の結果、金賞の三木雅也さん(香川県)「シャワー」ほか入賞作品23点が選ばれました。なお、堀内カラー賞「燃える朝」の水野紘一さんによる写真展は、平成24年5月に弊社新宿事業所併設フォトギャラリー新宿御苑にて開催されますので皆様のご来場をお待ちしております。

2011年 堀内カラーフォトコンテスト

応募数
応募者数484名、応募総数1,863点
  • 金賞(賞金10万円/E100VS40本)1名
  • 堀内カラー賞(HCLフォトギャラリー新宿御苑での写真展開催権利)1名
  • コダックフィルム賞(Kodak<playsport>ビデオカメラ、E100VS100本)1名
  • 加賀ハイテック賞(デジタルフォトフレーム)1名
  • 銀賞(賞金5万円/E100VS20本)2名
    銅賞(賞金3万円/E100VS10本)3名
  • 入賞(コダックE100VS10本)15名
  • 入賞総数24名
審査委員
榎並 悦子 氏
後援
加賀ハイテック株式会社 コダック株式会社

なお、上記の各賞をご寄贈賜りました、加賀ハイテック(株)様、コダック(株)様、
ご支援をいただきました各写真団体様に感謝申し上げます。

平成23年12月吉日
株式会社 堀内カラー
取締役社長 堀内 洋司

2011年 堀内カラーフォトコンテスト総評

フォトコンテスト審査風景

審査委員 榎並 悦子

堀内カラーフォトコンテストに集まった作品の印象は、どれもこれも写真が生き生きとしていて、ドラマが感じられるものが多かったことではないかと思います。日常のささやかな出来事や自然の美しさ、それらを丹念に見つめ、細やかな視点でドラマチックに描き出した作品は見る側を魅了します。また作品の内容もさることながら、プリントの美しさが際立っており、作品をより魅力的にアピールしていたと思います。
上位に選ばれた作品は、新鮮な視点を感じるものや、微笑ましいもの、なるほどと思うものなど様々ですが、どれも作者の視点がよく感じられました。特に風景作品は、周到に準備して自然と向き合い、五感で感じ、切り取った力作揃いであったと思います。
堀内カラー賞に選ばれた方には、HCLフォトギャラリーでの写真展開催権が与えられます。これもこのコンテストの特色ですね。みなさんにとっても大きな励みであり、また目標となることでしょう。作品展開催を楽しみにしております。

※上記総評は、フォトコンテスト入賞作品展に寄せられた榎並先生の総評です。

フォトコンテスト入賞作品

金賞「 シャワー 」三木 雅也

金賞 「 シャワー 」 三木 雅也
【選評】
アングルが斬新です。真上からとらえることで、勢いよく飛び散る飛沫と共に、顔を上げた女の子の様子を印象的にとらえています。水中メガネや小麦色の肌ととにも、夏の日を強くとどめる作品となりました。

堀内カラー賞「 燃える朝 」水野 紘一

堀内カラー賞 「 燃える朝 」 水野 紘一
【選評】
葦原の広がる渡良瀬遊水池で撮影されたようです。朝の斜光線が植物を立体的に浮かび上がらせ、生命の息吹を感じさせるような、荘厳なイメージで撮られているのが見事です。
タイトルにある"燃える"ような色味も魅力です。

コダックフイルム賞「 焼きおにぎり 」福田 リエ

コダックフイルム賞「 焼きおにぎり 」 福田 リエ
【選評】
作者のご実家でしょうか?囲炉裏で焼きおにぎりなんて、都会暮らしの身からすると憧れの世界ですが、これもまた何でもない日常をとらえたものなのでしょう。奥の間に醤油瓶や電子レンジがあって、生活感がうかがえます。電球の色味も、作品に温かみを添えていると思いました。

加賀ハイテック賞「 見つめる 」村上 則子

加賀ハイテック賞 「 見つめる 」 村上 則子
【選評】
この3匹のネコたちは家族なのでしょうか?何やら興味はあるけれど、ちょっとビクビクして様子をうかがっている。そんな感じがよく出ています。ネコたちを脅かさないよう、望遠レンズでとらえた、この距離感もいいですね。

銀賞「 シャボン玉と遊ぶ 」塚本 由子

銀賞 「 シャボン玉と遊ぶ 」 塚本 由子
【選評】
予想を遙かに超えた、偶然の出来事に心が躍る1枚です。女の子が遊ぶシャボン玉が大きなメガネのようでもあり、ウサギやネズミといった動物をも連想させます。シャボン玉の配置が絶妙のバランス!偶然の神様を味方してくれましたね。

銀賞「 The Crisis 」上田 晃司

銀賞 「 The Crisis 」 上田 晃司
【選評】
タイトルにあるように、まさに蝶々に危機が迫っているようなシーンです。でも当の蝶々はまだカマキリに気がついていないように見えます。シャッター音すら出してはいけないような緊迫した空気を見事に伝えています。

銅賞「 思い出 」白石 米次郎

銅賞 「 思い出 」 白石 米次郎
【選評】
修学旅行での1枚でしょうか。女生徒たちが左右に分かれ、手に手にカメラを持って、舞妓さんを取り囲んでいるのが印象的です。舞妓さんに出会えて嬉しそうな彼女たち。そんな彼女たちのはしゃいだ様子がよくうかがえる作品です。

銅賞「 川霧 」高橋 光男

銅賞 「 川霧 」 高橋 光男
【選評】
この日はよく晴れて風のない日なのでしょう。水温より周りの気温のほうが低く、川霧が立ち上っています。繊細な霧の描写と赤く染まった水面の色。静けさの中のきりっとした空気感が見事にとらえられていると思いました。

銅賞「 豊漁祈願 」大友 洋子

銅賞 「 豊漁祈願 」 大友 洋子
【選評】
恵比須様に扮した男の子が、ちょうど鯛を釣り上げたところのようです。動きをしっかりと追いながら、いいタイミングでシャッターを切っています。カメラポジションも含め、いいシーンをものにしようとう意気込みが実った1枚だと思います。

※上記選評は、フォトコンテスト入賞作品展に寄せられた榎並先生の選評です。

入賞

「 好奇心 」 矢野 安佐 「 猛暑の楽しみ 」 長尾 千恵子 「 祖母 」 千田 晋吾 「 雪遊び 」 久保田 稔 「 銀座・豊岩稲荷神社 」 内田 幸雄 「 追想 」 寺島 えい子 「 想い 」 清水 紀明 「 誰ですか? 」 水谷 サコ 「 橋 」 田内 喜美子 「 春日 」 佐々木 節子 「 若衆 」 松山 忠雄 「 水浴び 」 樋口 哲司 「 見送り 」 大竹 志紀乃 「 高原の朝 」 尾崎 敦子 「 ダンス 」 秋田 陽康

2011年 堀内カラーフォトコンテスト入賞作品展

開催日時
平成24年1月19日(木)~1月25日(水)
平日 10:00~19:00/土曜日 10:00~17:00/最終日 10:00~15:00 日曜日休館

お問い合わせ先

堀内カラーフォトコンテスト係
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-6-14 TEL.03-3295-1094
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